私は仕事の都合上クロスの貼替えを職人にお願いする事がある。
クロスって壁紙の事。
アレって結構難しくて、
広い面積とかだとクロスを貼り合わせていくんだけど、
クロスとクロスの継ぎ目に隙間が空いちゃう事がある。
クロスって水性の糊で貼るから
糊が乾くと気温とか湿度とかでクロスが引っ張られて隙間が空く。
まあ、これはしょうがない事だなーと思う。
でも継ぎ目の隙間じゃなくて
端っこの切り方が真っ直ぐじゃなかったり
糊の付け方が悪くてプクプクしちゃったりする事がある。
これはしょうがないとは言えない。
え、これで良いと思ったの?
貼った時こうなるって思ったよね?
私が良いって言うわけないよね?って。
信頼してるクロス屋さんで
この「しょうがなくない事」がたくさんあるとやるせなくなる。
よく行く定食屋でチャーハン頼んだのに
唐揚げ定食出て来ちゃうみたいな。
唐揚げ定食が出ちゃうのはオーダーミスだからしょうがない。
でもこの唐揚げ定食が不味かったら、
これはしょうがないとは言えない。
いやいや、不味いの出して良いわけないじゃん、
よく来る定食屋なのに。
100歩譲ってチャーハンじゃないのはしょうがないけど、
代打で不味い唐揚げ?
要はそう言う事。
同じミスでも指摘の仕方が違う。
一生懸命やっての事かしら。
舐めてるから起きたミスかしら。
現象と本質を考えたら、
同じミスでも意味は大きく違うんよなーって、
昨日の夜東京タワーを見ながら思ったのでした。